“M&A” × “組織/事業戦略”
掛け算で目指すスペシャリストキャリア

立花 匠

2016年入社 | 経営戦略本部 経営戦略室

大きな成長の可能性を持つM&A、
事業後の組織統合が重要

Supershipは、2015年にスケールアウト、nanapi、ビットセラーの 3 社の合併によりできた会社で、2017年には新たにアップベイダー、Socketの2社が合併しました。別の場所で、別の企業文化を持つ人たち、別の事業を行っていた会社が集まって生まれた会社です。

僕自身は、学生の頃からアルバイトとして人事部に入り、新卒入社後も約1年間そのまま人事部で働きました。人事部では、主に人事制度の設計・運用と、組織に関する課題発見・解決を行っていました。人事制度のなかには、社員の評価基準や、給料の決め方といった、働く人たちにとってとても重要な項目も含まれます。当時はSupershipという会社になって日が浅かったこともあって、そんな根幹に関わるような制度がまだなかったんです。組織に関しては、事業部毎に文化や事業環境が異なり、課題も違うので、机上の空論にならないように実態を調べながら解決にあたりました。

現在は経営戦略室に異動して、主にM&A(企業買収)とPMI(買収後の事業/組織統合)担当しています。具体的には、どんな企業を買収するかの選定や、成立させるためにどのようなコミュニケーションを取っていくかの検討、買収後に事業成長を促進させるためのサポートなどを行っています。

M&Aが上手くいけば、自社の限られたリソースだけでは数年単位の時間がかかることが、数ヶ月から1年で実現でき、その結果、短期間で、プロダクトを大幅に強化できたり、売上が目に見えて変わったりします。その一方で、経営方針や文化が異なる会社が一緒になることで、社員に不信感を抱かせてしまう可能性もあります。会社の方針が見えづらくなったり、違う会社の出身者の仕事に対してそれぞれが無理解になってしまったり……。そういうネガティブな感情が企業成長を阻害してしまうこともあり得ますが、そういったリスクを取り除くことも業務のミッションのひとつになっています。

対話を通して、
納得感のあるM&Aを目指す

ネガティブな結果を避けるために、ひとつの施策として対話を大事にしました。新しくグループ化する企業に対して制度や文化を100%変えてもらうかというと、そんなことはありません。例えば、過去に買収したある会社の面談では、「自分たちの会社で絶対変えたくないものはなんですか?」ということを徹底してヒアリングしました。文化でもコミュニケーションでも、そのほか何でも含めて、絶対残しておいてほしいものは何なのか。それが無くなると辞めたいとか、働きがいが無くなるとか、そういう大事なものがあれば教えてくださいと。そこで出てきたものは、絶対に守りきるように調整を図りました。あとは、買収先の文化や制度にいいところがあれば、逆に取り入れたり、無理に同じルールを当てはめずに異なるルールを併用したりもします。

KDDI傘下のSyn.ホールディングスというグループの一員として、事業の幅や進取性、他社とのシナジーも求められるなかで、各社員のミッションが複雑化しているのは事実です。シンプルに売上を上げればいいというわけではないため、新しくジョインしたメンバーにやり辛さを感じさせてしまう部分もあると思います。グループに入ることのメリットや長期的な目線での可能性を伝えたり、評価基準をいきなり全部変えずに段階的に導入したり、なるべくスムーズに馴染んでいけるような工夫をしています。

思い描くキャリアに近づくための
経験を積ませてくれる

実は僕、大学で「企業のPMIにおける組織人事機能の重要性」を研究していました。組織人事領域に強みを持って働いていきたいと考えたときに、採用や育成など個々の領域には、自分よりも経験豊富なスペシャリトが世の中にたくさんいる中で、自分ならではの強みを身につけるためには、人事と何かの掛け算が重要ではと思っていました。それが、人事×M&Aだったんです。しかしそんな領域を新卒1年目からピンポイントで経験できる職場って、そう多くはないんですよね。300人、400人の会社で、これだけの頻度や規模でM&Aを経験できるのは、Supershipくらいだと思います。

将来のキャリアとして、新しい産業や社会課題の解決をより立体的な方法で実現するベンチャーキャピタルのようなことができないかなと考えています。それを実現するためには、お金や人が、企業成長にどうやって関わっていくのかを知っておく必要があると思うんですが、今いる環境は、その生々しい事実が全部見える場所だなと感じています。自分がやりたいこと・やってみたいことを伝えれば、それに適したプロジェクトにアサインしてくれることもあります。自分のキャリアの位置づけの中で必要なピース/経験を会社の中で見つけて関われていると実感できているのは、素敵なことだなと日々感じています。

立花 匠

2016年入社経営戦略本部 経営戦略室

大学在学中アルバイトとして人事部の業務を経験し、そのまま新卒入社。人事部を経て現在は経営戦略本部 経営戦略室で主にM&A/PMIなど企業戦略全般に関わる業務を担当する。

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